当社は、漏れを正しい気体の量として計測することを実現するため、認定機関によるプログラムに基づき審査を受け、公的な校正サービスが可能な組織として認定されています。
お客様がお手持ちの計測機器を認定校正することで、計測機器の計量トレーサビリティの各種関連規格への適合性が増します。
計量法に基づいて
IA Japan
※1
により認定された JCSS校正認定シンボル |
ISO規格に基づいて
JAB
※2
により認定された ISO/IEC17025校正認定シンボル |
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※1:IA JAPANは、NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)の適合性認定分野を担当している認定機関
※2:JAB(公益財団法人 日本適合性認定協会)は、国際規格に適合した試験所・校正機関等を認定する機関
認定校正された計測機器を用いることで、お客様で運用している各種規格への適合性が増します。
国家又は国際標準への確実なトレーサビリティ(校正の連鎖)が求められていますが、認定事業者による校正であれば、要求事項を満足するため、お客様での計測機器管理に役立ち、簡素化も期待できます。
審査機関による認定審査では、校正能力も対象となり、校正の作業内容及び手順、不確かさの見積り等も審査されることから、校正作業により得られる結果は、高い水準の信頼性が確保されます。
当社が発行する次の「校正証明書」は、国際的相互承認の取決めがされたILAC加盟国で通用する証明書であり、
エビデンスとして極めて有効なものとなります。
JCSS校正証明書のサンプル | ISO/IEC17025校正証明書のサンプル |
認定区分 | JCSS校正(圧力区分 リーク計) | ISO/IEC17025校正(力学量 気体流量) | ||
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校正範囲 |
1.0 × 10⁻⁶ ~ 8.6 × 10⁻³ Pa・m³ / s (0.0006 ~ 5.0 mL / min 相当) |
1.0 ~ 1,000 mL / min | ||
校正圧力 | 入力圧力 | 出力圧力 | 入力圧力 | 出力圧力 |
加圧 | 0 ~ 900 kPa G | 大気 | 0 ~ 800 kPa G | 101.325 kPa abs |
減圧 | 大気 | 150 Pa abs 以下 | 101.325 kPa abs | -80 ~ -10 kPa G |
校正媒体 |
1.7 × 10⁻⁴ Pa・m³ / s 未満: Air, N₂, 5%H₂, He 1.7 × 10⁻⁴ Pa・m³ / s 以上: Air, N₂ |
Air | ||
校正対象 | 標準リーク | キャピラリー流量計、熱式流量計、気体流量計 |
①お問合せ
最寄りの当社営業所にご連絡ください
校正をご検討されている品目の情報をお伺いします。
②お見積り
校正の可否を確認し、お伺いした依頼品目の情報を元に見積りいたします。
当社の標準校正以外の方法をご希望の場合、お申し付けください。
ご希望の内容にて見積りいたします。
③お申込み・依頼品目の送付
お申し込みをお待ちしております。同時に依頼品目をお預かりさせてください。
※依頼品目に汚染がある場合は、校正をお引き受けできないケースがあります。
予めご承知おきください。
④校正作業
校正作業を実施します。
⑤ご返却
お預かりした依頼品目をご返却します。
併せて、「校正証明書」を発行し、お届けいたします。